ジャーマンカモミールは「ピーターラビットのおはなし」に登場することでよく知られています。
子供が小さい時に買って、もう何十年も本棚にしまってあった絵本を取り出してみました。
お話はこんな感じです。
お母さんの言いつけを破って、マクレガーさんの畑に入り込んだピーターは、
色々な野菜をつまみ食いし胸がむかむかしたので、パセリを探していたときに、
畑を耕しているマクレガーさんにばったり出くわしてしまいました。
それからが、さあ大変です。
マクレガーさんに追いかけられて散々な目にあい、やっとのことで家に帰ることができました。
その晩、お腹の具合が悪くて寝いるピーターに、お母さんがかみつれを煎じて飲ませてくれました。
1902年英国で、作者のビアトリクス・ポターが家庭教師の息子さんに書いたお話をもとに出版されました。
120年程前に書かれたおはなしですが、いたずらっ子のピーターが微笑ましく、
今回読み直してとても身近な物語に感じられました。
ピーターのようにお腹の調子が優れず、心も身体もくたくたに疲れていたら、
ジャーマンカモミールを。